変動の大きな投資と少ない投資を知る

一口に投資と言っても、さまざまな商品があります。どれを選ぶかの基準の一つとして、変動の大きさがあります。もちろんこの変動の大きさというのは一般論であって、どんな場合にでも必ず当てはまるわけではありませんが、投資商品の中には、比較的変動の大きいもの、小さいものがあります。例えば、国債などは比較的変動の小さい商品です。ある意味で預金に近いものがあります。銀行預金で変動の大きさを期待する人はいないでしょう。株式や為替などは変動の大きさは中程度といえるでしょう。ただし、同じ為替でもFX取引をする場合は、投資額に対する変動は非常に大きくなりますから注意が必要です。このようなFXのほか、例えば外国の株式などは変動が大きいものの代表例です。その国の通貨での株式の価値の変動に加えて、その国の通貨の価値自身の変動の影響を受けるからです。そして、当然ながら変動の大きいものは利益も大きくなる可能性がありますが、その分損失も大きくなる可能性があります。変動の小さいものは、損失を出すとしても限定的ですが、その分、大きく利益を上げることもあまりありません。重要なことは、これらの違いを知ったうえで、自分にあった商品を選ぶことです。自分がリスクを十分に許容できるのであれば、変動の小さい商品にだけ投資するのはスタイルにあっているとは言えません。逆もまた然りで、あまり大きな利益を出すことは期待していないが、元本を大きく割り込むのは困るという資金を、変動の大きな商品につぎ込むのは大きな疑問符がつくことになります。さらには、それらの商品をうまく組み合わせることも重要になってきます。そのためにも、まずは変動の大きな商品と変動の小さい商品を知ることから始めましょう。

自分が投資先の変動を確認できるタイミングはいつか

誰しも株式市場で取引をしている人は、株で利益を得たいと考えて市場に参入しているはずです。しかし市場が上げ相場で好調な時がある反面、リーマンショックなどの大暴落が起こって投資額をすべて失ってしまうケースがあります。こうした市場の将来の不確実性を正確に分析できなければ、投資家としての成功を望むことは出来ません。そのため、自分の投資先の変動するタイミングをいかに正確に確認できるかどうかが非常に重要になると言えます。まず、中国経済の動向が世界の市場に大きな影響を及ぼすようになりました。そのため一定期間ごとに発表されるGDPなどの経済指標は市場に大きな変動をもたらす場合があります。特に最近は中国の景気が低迷傾向にあります。そのため発表される数値が予想より大きく下回っている場合は市場に大きな変動をもたらす可能性がありますので注意が必要です。次にアメリカのFRB議長やEUのECB理事長などの要人発言は様々な市場に影響を与えます。特に金利の引き上げ・引き下げに関する発言は為替市場を介して各国の株式市場を変動させる要因となります。また日本はここ数年、アメリカの株式市場の影響を強く受けます。そのため前日に米国市場に対して悪材料の情報が流れた場合は、翌日の日本の市場は下落する可能性があることを留意する必要があります。最後に、自分が投資している企業の業界に関わるニュースや情報は常に目を配らせることが大切です。最近では大手自動車メーカーが燃費測定を操作してことが発覚し、自動車株が大きく売られました。一方で同業他社との資金提供・合併の話が持ち上がり、業界にとって良い材料として捉えられています。こうしたプラスとマイナスの情報も変動を確認できるタイミングと言えますので、しっかり考慮することが重要です。

投資先を自分に合わせる

最近の株式市場においても為替市場においてもさらには、現在の商品先物市場においても共通していることはそれぞれの市場においては非常に多くの傾向があるということをしっかりと把握しておく必要があります。特に、日本においては現在ではインフレーションを目指すべく日本銀行が多くの資産を買い入れており、最近では日本国債をどんどんと購入しており、歴史的にまれに見る国債の特需となっていたり、不動産REITに関しても多くの商品を購入しているなど、大規模な金融緩和政策が実現されているので、より多くの投資家たちがその恩恵を受ける形になりました。そこで最近の日本の市場を見ながら、どのように投資をしていけば良いのかというと、一番良いのが自分に向いている投資先をしっかりと見極めていく必要があります。そのため、現在の日本の政策動向をしっかりと見極めていくとともに、現在の日本においてどのような動きになっていくのか、また、自分がどのような作戦を検討しており第三者の視点からみてどのような方法をとっていけば良いのか、また、この市場は自分にとってあっているのかどうかをしっかりと見極めて、資金を投入していく必要があります。そこで投資を始める最初のポイントとしては、自分がどのようなスタイルをとることができるのかといった性格を見極めることから始めていきます。特に最近では長期的に資金を市場においておくことができるのか、または短期的に利益をあげていく必要があるため、資金はそこまで長くリスクマネーとしておいておくことができないのかなど、しっかりと判断しておく必要があります。投資の世界において非常にリスクとなるのが自分が何をしているのかをわかっていない状況が一番のリスクとなることをしっかりと把握しておくと勝率もあがってきます。